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最先端の焦点深度拡張型(EDOF)レンズ miniwell READY®について

2018.01.31

最先端の焦点深度拡張型(EDOF)レンズminiwell READYの取り扱いを開始いたしました。

従来の多焦点眼内レンズの一部は、回折型構造(diffractive optics)といって眼内レンズ自体に細かな同心円状の段差を配置する事によって、遠方と近方に光を配分する構造でした。この構造により遠方にも近方にもピントが合う状態を実現できていたのですが、問題点として、夜間のハロー(光に輪っかが見える症状)やグレア(光が散って眩しく見える症状)、コントラスト感度の低下(全体的に膜が張ったように見える症状)といった副症状が生じる原因となっていました。この度新しく当院で採用した焦点深度拡張型(EDOF)レンズminiwell READYは、progressive opticsという新しい構造を採用する事によって、これらの副症状がほとんどないと言われています。
実際に夜間運転時のシミュレーション画像を見ると、左上のminiwell READYを挿入した場合の結果では、街頭や信号機などの光源の周りに光のにじみが少ないものとなっています。これまで当院で回折型の多焦点レンズを用いた手術を行う際にも、必ず事前にこうした副症状の説明を行い、納得され同意いただいた場合にのみ手術を行って参りましたが、実際に術後、夜間運転時の見え方を尋ねると、こうした副症状を訴える方が散見されました。見え方の質という意味ではこのEDOFレンズ、miniwell READYが優れていると言えます。

ただ、一方でこのEDOFレンズにも弱点があり、遠方から中間距離まではよく見えるのですが、近方(30cm)はやや弱いと言われています。ですので、読書や編み物が趣味の方にはあまりお勧めできません。この弱点にも対処方法があり、左右の眼の度数に若干の差を設けることによって、近方もある程度の視力が確保できる可能性があります。

EDOFレンズは遠方から中間距離の見え方に強く、近方はやや弱い、見え方の質は従来の多焦点より良い、という事になります。当院は皆様が最良の選択ができるようお手伝いさせていただきます。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

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