04SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)
房水の排出路である線維柱帯にレーザーを照射して、房水の排出を促進し、眼圧を下げる治療法です。約80%の方に効果があります。レーザーの1時間前に術後眼圧上昇予防の点眼をします。レーザー時は接触レンズ(隅角鏡)を目に当てて線維柱帯を見ながら、レーザーを照射します。約10分程度です。レーザー後再度術後眼圧上昇予防の点眼をして、1時間後に眼圧上昇がないか確認して帰宅していただきます。術翌日、1.2週間後に再度眼圧をチェックします。
合併症
術後の炎症などで眼圧が上昇することがあります。その予防のためレーザー時に眼圧を下げる点眼をします。治療後に約50%で結膜充血、かすみ、目が重たい感じが出ますが、数日で治ることが多いです。
房水の出口にある網目の部分(線維柱帯)にレーザー光線をあて、房水の流れを良くします。