surgeryvitreous surgery日帰り硝子体手術について

03うつむきを指示された場合

眼内にガスが入った方は、網膜にガスをあてるために術後からうつむき姿勢が必要です。トイレと食事以外は就寝時も24時間うつむきが必要で、その期間の生活スタイルが大幅に変わります。

うつむきの期間は疾患に応じて変わり最短1日から最長は2週間程度です。

うつむき写真うつむき写真

顔面が完全に地面と水平になるような状態が理想的です。※穴あき枕は当院より貸出し致します。

網膜剥離の方は特にしっかりとしたうつむきが必要です。うつむき状態が維持できない場合、網膜剥離が再発し、再手術となってしまいますのでご注意ください。


うつむき期間中にできない6つのこと

  1. 01.外出はできません

    24時間ご自宅にてうつむき姿勢をとっていただきます。受診日以外の外出はできません。


  2. 02.車の運転はできません

    うつむき期間中の通院は手術翌日、3日後、7日後、14日後の4回となります※。この間はご家族に送迎していただくか、タクシーをご利用ください。うつむき解除の指示が出ればバスや電車での受診が可能となります。※経過によって変わります。


  3. 03.お仕事はできません

    勤務先には念のため2週間程度の休職を申し出てください。


  4. 04.食事の用意はできません

    ご家族の支えがある方は家族に用意していただくことになります。お一人暮らしの方は近隣提携病院への入院をおすすめ致します。


  5. 05.洗顔、洗髪、入浴はできません

    術翌日から短時間の衣服の着脱、首下シャワー浴は構いませんが、必要最低限でお願いします。顔はおしぼりなどで拭いてください。うつむき解除後の洗顔、洗髪、入浴についてはその都度指示させていただきます。


  6. 06.飛行機には乗れません

    ガスが完全に抜けるまでは飛行機に乗ったり、高度の高い所(登山など)には行けません。眼内でのガスが膨張し失明に至ります。