surgeryabout lens多焦点眼内レンズの種類と特徴

01当院で採用しているレンズの種類と特徴

現在国内で使用できる多焦点レンズは、その種類の増加に伴い、どれを選べばいいかわかりにくい状況です。当院では海外での実績や、学会などでの評価を踏まえ、院長自身がお勧めできるレンズを厳選し、採用しております。それぞれに長所、短所がありますので、わかりにくい場合は遠慮なくお尋ねください。皆様にご満足頂くためには、手術前のしっかりとした理解が欠かせません。現時点では以下の4種類のレンズを推奨いたします。

選定療養対象レンズ

  • 厚労省より「眼鏡装用率の効果を軽減効果を有する」と認められた選定療養対象レンズです。手術費用部分は健康保険が利用できるため、自費診療対象レンズより費用が抑えられるメリットがあります。手術費用(保険適用)に加えてそれぞれのレンズの種類に応じて追加費用がかかります。

  • スタンダードタイプ

    近方遠方

    2重焦点レンズ

    近方遠方

    読書が好きな方にお勧めの、
    最もスタンダードな2重焦点レンズ。

    遠くと近くの二箇所にピントが合う

    テクニス・マルチフォーカル
    遠方と近方にピントがあう最もスタンダードな2重焦点レンズです。夜間に活動する事が少ない方、読書や編み物が趣味の方にお勧めです。近方距離は30cm・40cm・50cmの3種類から選択する事が出来ます。
    テクニス・マルチフォーカルテクニス・マルチフォーカル

    テクニス®・マルチフォーカル

  • スタンダードタイプ

    近方中間遠方乱視対応

    EDOFレンズ

    近方中間遠方乱視対応

    遠方からの中間の見え方に優れ、乱視の強い方にお勧めのレンズ。

    遠くから中間まで切れ目なく
    ピントがあい、
    見え方の質が落ちにくい

    テクニス・シンフォニー
    遠方から中間距離(50cm程度まで)が見やすいレンズです。2焦点レンズの弱点であるハロー・グレアが軽減され、見え方の質も向上していますが、その分近方の視力が弱くなります。屋外で過ごしたり、遠方を見る機会の多い方にお勧めです。左右眼でわずかにピントをずらすことにより、弱点である近方視力を上げることも可能です。
    テクニス・シンフォニーテクニス・シンフォニー

    テクニス®・シンフォニー
    テクニス®・シンフォニー・
    トーリック

  • スタンダードタイプ

    近方中間遠方乱視対応

    3重焦点レンズ

    近方中間遠方乱視対応

    国内で使用できるレンズの中で、最も焦点の合う場所が多いレンズ。

    遠く、中間、近くまで
    バランスよく見える

    アクリソフ
    遠方・中間(60cm)・近方(40cm)の3ヶ所にピントがあう3重焦点レンズです。国内で使用されている多焦点眼内レンズの中で、最もピントのあう箇所が多く、眼鏡に頼る頻度は最も少なくなるとされています。ただしEDOFレンズに比べると見え方の質は低下します。
    アクリソフアクリソフ

    アクリソフ®IQパンオプティクス
    アクリソフ®IQパンオプティクス
    ・トーリック

自費診療対象レンズ

  • プレミアムタイプ

    近方中間遠方乱視対応

    EDOFレンズ

    近方中間遠方乱視対応

    最近登場した全く新しいコンセプト
    のレンズ。

    見え方の質が最もよく、
    遠くから中間までが強い

    ミニウェル・レディ
    多焦点眼内レンズの中で最も見え方の質がよいレンズです。ハロー・グレアの原因となる回折型構造がないため、夜間の運転などが多い方に特におすすめです。ただ近方視力が弱く、遠方から中間距離までが見やすいレンズとなります。近方も見たい場合は、左右で度数をずらす方法(マイクロモノビジョン法)にすれば近方視力も期待できます。
    ミニウェル・レディミニウェル・レディ

    ミニウェル・レディ®
    ミニウェル・レディ®・
    トーリック

    ミニウェル・レディ®について詳しくみる
    詳しくみる
  • EDOFレンズ
    Extended Depth Of Focus(焦点距深度を広げる)構造です。遠方から中間に強く、近方はやや弱いと言われています。ハロー、グレアなど多焦点レンズの弱点が少ないのが特徴です。
  • 2重焦点レンズ
    焦点の合う距離が2ヶ所(遠・近)になるように設計されています。
  • 3重焦点レンズ
    焦点の合う距離が3ヶ所(遠・中・近)になるように設計されています。
  • 乱視対応
    乱視が強めの方にも使用できます。

02自分に合う眼内レンズを探してみましょう

自分に合う眼内レンズを探してみましょう
レンズ
自分に合う眼内レンズを探してみましょう
レンズ

03手術費用

単焦点眼内レンズを用いた白内障手術はレンズ費用も含めて保険給付対象となります。

  • レンズの種類
    単焦点眼内レンズ
  • 手術費用自己負担分(非課税)
    片眼18,000円〜40,000円程度※

※保険の自己負担割合によって手術費用が異なります。

選定療養は、手術費用(保険適応)に加えてそれぞれのレンズに応じて追加費用が掛かります。

  • 選定療養対象レンズ
    テクニス®・マルチフォーカル
    追加費用(税抜き)片眼90,000円
    テクニス®・シンフォニー
    追加費用(税抜き)片眼110,000円
    テクニス®・シンフォニー・トーリック
    追加費用(税抜き)片眼140,000円
    アクリソフ®IQパンオプティクス
    追加費用(税抜き)片眼200,000円
    アクリソフ®IQ パンオプティクス・トーリック
    追加費用(税抜き)片眼230,000円
  • 追加費用(税抜き)
    片眼90,000円
    片眼110,000円
    片眼140,000円
    片眼200,000円
    片眼230,000円

手術費用の計算方法

例)片眼にテクニス®・シンフォニーを
入れる場合(健康保険が1割負担の場合)

  • 手術費用自己負担分18,000円

    追加費用121,000円

  • 合計費用139,000円

  • 自費診療対象レンズ
    ミニウェル・レディ®
    手術費用(税抜き)片眼500,000円
    ミニウェル・レディ®・トーリック
    手術費用(税抜き)片眼500,000円
  • 手術費用(税抜き)
    片眼500,000円
    片眼500,000円

注)自費診療対象レンズの手術費用には術前検査、点眼、術後3か月までの診察費が含まれます。


04選定療養の仕組み

これまで多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は手術費用、レンズ費用の全てが保険適応外だったため高額な手術費用がかかっていましたが、今後は手術費用部分が保険適応となるため、実際にお支払いただく手術費用が大幅に安くなります。この選定療養は、厚労省より眼鏡装用率の軽減効果があると認められたレンズが挿入された場合のみ、その対象となります。

白内障がない状態で、単に老眼を治す目的での手術は全額自費診療となり、
選定療養の対象とはなりませんのでご注意ください。

  • 従来

    白内障手術費用部分:自己負担

    多焦点眼内レンズ代など追加費用:自己負担

    合計片眼50万円程度

  • 2020年4月以降

    白内障手術費用部分:保険適応

    多焦点眼内レンズ代など追加費用:自己負担

    合計片眼14万円~30万円程度

選定療養

お支払いについて

  • ・現金支払い、クレジットカードがご利用頂けます。現金でのお支払いの場合、手術当日にお支払い下さい。
  • Lentis®MplusX
  • プレミアムレンズは海外からの直輸入となり、レンズの取り寄せに時間がかかるため、手術予約から手術まで2ヶ月程度かかります。また、手術費用の中から、レンズ費用分だけを前もってお支払い頂きます。(特注レンズにつき、万一手術をキャンセルされた場合は返金致しかねますので、悪しからずご了承下さい。)

各種生命保険等の申請について

  • ・任意で加入されている生命、医療保険にて手術給付金の扱いになっている場合があります。保険会社や契約内容でそれぞれ異なりますので当院での確認は致しかねます。ご自身にてご契約の保険会社にお問い合わせをお願いします。
  • ・手術給付金を請求する場合には、医師の診断書が必要になります。保険会社によっては所定の用紙を準備している事もありますので併せてお尋ね下さい。※当院では、診断書の発行に5,500円が必要となり、発行までに2週間ほどお時間を頂いております。予め御了承下さい。
  • ・医療費控除については地域によって対応が異なる可能性もございます。控除について当院では対応できませんので、お住まいの税務署にお尋ね下さい。お支払い時に領収書を発行しておりますので、確定申告の際にご利用下さい。
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