01緑内障について
緑内障とは目の神経が障害されて、視野が欠ける病気です。しかし、視野が欠けていても両目でカバーしあったり、脳が無意識のうちに周りの景色から映像を作り出したりするため、自分ではなかなか視野が欠けていると自覚しません。40歳以上の人のうち20人に1人の方が緑内障であるといわれており、年齢を重ねるごとにそのリスクは上がります。また、家族歴がある(血縁関係のある人が緑内障)方、近視が強い方は緑内障になりやすいといわれており、自覚症状がなくても眼科検診をおすすめします。
緑内障の進行に伴って、視野欠損は拡大します。実際には、両目で見たり、目を動かすため気付かないことが多くあります。※実際にこのように見えるわけではありません。視野が欠けたところは黒く見えるのではなく、むしろ濃い霧がかかったように感じられます。